コロナ

エボラ出血熱が日本で流行ることはないの?コンゴで新たな流行発生!日本国内の水際対策とリスク管理は?

エボラ出血熱

日本ではもはや終息ムードが漂っていますが、世界的な規模でみれば、新型コロナウィルスの感染拡大は収まるどころか加速しています。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によれば、1日あたりの新規の感染者数は2020年5月30日の段階で13万4000人を超えて、過去最多を更新。

これまでに、全世界で約612万人が感染し、37万人もの人々が命を落としています。

そんな中、追い打ちをかけるようにアフリカのコンゴ民主共和国で「エボラ出血熱」の新たな流行が発生したというニュースが入ってきました。

そもそもエボラ出血熱とはどのような病気なのか?日本で流行する可能性はないのか?

流行のリスクやすでに行われている対策などについてまとめていきますので最後までお付き合いください。

エボラ出血熱とはどんな病気?感染経路は?

「エボラ出血熱」というと、「遠いアフリカの奥地の病気で自分には関係ない」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、野生動物を経由して自然界から人間社会に持ち込まれたという点では新型コロナウィスと同じです。

「万が一」は絶対にないとは言い切れませんから、日本で流行するリスクが全くゼロとは言えないでしょう。

新型コロナウィルスがここまで人々の生活を脅かすとは誰も想像していなかったはずです。

流行のリスクがどのくらいあるのか、それを知るためにもまずはエボラ出血熱とはどんな病気なのかを知っておく必要があります。

日本医師会の公式サイトに、厚生労働省が作成したというわかりやすい解説ページがありましたので参考にしてみましょう。

【感染経路】

  • エボラウイルスに感染した野生動物(オオコウモリ(果実を餌とする大型のコウモリ)、サル、アンテロープ(ウシ科の動物)等)の死体やその生肉(ブッシュミート)に直接触れた人が感染している
  • 症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染する
  • 一般的に、症状のない患者からは感染しない
  • 空気感染もしない

引用 http://www.med.or.jp/doctor/kansen/ebola/003340.html

ここでのポイントは、「症状のない患者からは感染しない」「空気感染もしない」という点ですね。

これは新型コロナウィルスやインフルエンザとの決定的な違いです。

咳やくしゃみを介してヒトからヒトに感染するわけではないので、そう簡単にヒトからヒトに伝播する病気ではないということです。

対策を徹底していてもちょっとしたことがキッカケで感染してしまうコロナとは異なり、しっかりした衛生対策を行うことさえできれば感染を防ぐことができるのです。

具体的な症状と流行防止の対策

では、エボラ出血熱に感染してしまうとどのような症状が出るのでしょうか。

【主な症状】

  • 潜伏期間は2~21日(通常は7~10日)
  • 突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等
  • 次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れる
  • ワクチンや特異的な治療法なく、患者の症状に応じた治療(対症療法)が行われている

引用 http://www.med.or.jp/doctor/kansen/ebola/003340.html

WHOの資料によれば最初の流行は1976年ですが、いまだワクチンが開発されていないというのはちょっとショッキングですね。

過去の流行を見ると致死率が50%を超えている年も多く、例えばコンゴで起きた2007年の流行の時は264人が感染し187人の方が亡くなっています。

絶対に日本には持ち込まれて欲しくない病気だ・・・と改めて思いますが、日本ではどのような水際対策が取られているのでしょうか。

【日本の水際対策】

  • 検疫所のホームページや空港等におけるポスターの掲示を通じた、流行地域への渡航者や帰国者に対する注意喚起
  • 万一、流行地域からの帰国者でエボラウイルスへの感染が疑われる方がいた場合、感染症指定医療機関に搬送する
  • 感染防御対策の施された病室において適切な医療が公費により提供される

引用 http://www.med.or.jp/doctor/kansen/ebola/003340.html

新型コロナウィルスとは違って、基本的には患者に直接接触しなければ感染しません。

ゆえに、「日本国内でエボラ出血熱が流行する可能性は、現時点ではほとんどありません」と言い切っているのが印象的ですね。

普通に日本で暮らしている分には、感染するリスクは限りなく低い病気だと言っても間違いではないでしょう。

ネットの声は?

アフリカでエボラ出血熱の流行が発生していること報じたニュースについて、ネットではどのような声が上がっているでしょうか。(参考:Yahoo!ニュース コメント欄から引用)

ウイルスにしても細菌にしてもそうですが、殺傷能力が高いものはあまり広がらず、殺傷能力が低めのものが広がるという傾向が疫学上よく知られています。

このため、新型コロナのように両方とも「そこそこ」のものが一番被害者数が多くなり、エボラのような殺傷能力が高いものはあまり被害者は増えません。

とはいえ、外国に飛び火しないうちに収束して欲しいと思います。

エボラ出血熱は致死率が高いことから、感染拡大はある程度で抑えられるとはいうものの、コロナと一緒に感染するとエボラが一時的に抑制され、感染拡大する恐れはないのだろうか。或いは急激な変異とか考えるとしばらくは入国規制解除は本当に怖い。
コロナとエボラでは致死率のレベルが違うので、コロナは怖いが、エボラに比べるアフリカでの扱いは軽く見ていると思います。
問題なのは、このコロナで世界中に余裕がないこと、そしてWHOが機能していない状況であるとわかったこと。
何も出来ないが、やはりコロナの感染拡大しないよう配慮することくらいですね。

まとめ

以上、アフリカのコンゴ民主共和国でエボラ出血熱の流行が発生したというニュースについてまとめてきました。。

ポイントを整理します。

  • 新型コロナウィルスが世界的に猛威を振るっている中、コンゴ民主共和国ではエボラの新たな流行が発生した
  • エボラは空気感染せず、コロナウィルスに比べて感染力低い
  • 日本国内で流行するリスクは限りなく低い

ここまで見てきたように、エボラ出血熱については、日本国内で普通に生活しているうえでは過度に神経質になる必要はありません。

ただ、もし仕事や観光で流行地域に行かれるようなことがあれば、基本的な衛生対策(手を洗う、病人・動物との接触を避けるなど)は確実に行いましょう!

最後まで読んでくださりありがとうございました!