コロナ

【コロナ】マスクを着けてない人には理由があった!「感覚過敏」ってどんな病気?コロナ対策はどうするの?

感覚過敏意志表示カード

コロナウィルスと共に生きていく時代、「Withコロナ」の日常が始まりました。

もはやマスクはお出かけの必須アイテムといっても過言ではありませんが、マスクを着けたくても着けられない症状に悩まされている人々がいることをご存知でしょうか?

今回は、マスクの感触にも敏感に反応してしまう「感覚過敏」について取り上げます。

「自閉症の娘が、こだわりや感触の特性でマスクが着けられません」

という母親の悲痛な声を掲載した京都新聞の記事を元に、感覚過敏の特徴やマスクがつけられない場合の対策についてまとめましたので最後までお付き合いください。

感覚過敏ってどんな症状?

感覚過敏とは、読んで字のごとく「感覚」が「過敏」な症状を意味します。

例えば、こんな症状が挙げられます。

  • 自閉症や発達障害の症状の一つして表れることがある
  • 一般的な感覚の人は、音やにおいなどさまざまな刺激を脳で自動的に取捨選択するが、それができず一つの刺激に集中してしまう
  • マスクが耳や口を覆う不快さや、マスクを着けた時に口が隠れる見た目の不自然さに集中してしまう
  • 食べ物のにおい、味、舌触り、見た目などで気分が悪くなることがある
  • 教室や雑踏での騒しい声が苦手で頭痛や体調不良を起こす
  • 衣服の重さに敏感

引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/9565affe7ad0bdc893635c802a06c185c23da03f?page=1,https://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000046913&g=prt

正直、電車やスーパーでマスクをしていない人を見ると「なんで着けないのかな」「今のご時世、非常識だよね」などと思ってしまっていましたが、着けたくてもつけられない事情がある方もいらっしゃるのですね。

私のように、このような症状があることをご存じない方も多いと思います。

いい機会なので、まずはこういった症状について多くの人に知って欲しいですね。

感覚過敏でマスクをつけられない!対策は?

今回、京都新聞に体験談を寄せた方は、お子さんが自閉症スペクトラムで重度の知的障害があるとのこと。

感覚が過敏でマスクが着けられず、着けようとすると嫌がって自傷行為をしてしまうこともあるのだそうです。

そこで、やむを得ずマスクをせずに京都府内の日帰り温泉施設に出かけたところ、受付で「マスクをしてください」と言われたそうです。

事情を話しても「他のお客さまが嫌な思いをするかもしれないので」と理解されず、浴室以外の売店や休憩所の利用は断られた・・・というのがこの投稿の趣旨です。

時期が時期なので、施設側としては断らざるを得なかったのかもしれませんが、この女性は「同じ人間なのに、違う扱いをされて悲しくなった」と、深いショックを受けたと記されていました。

自粛期間中の出来事ですから施設側の対応が100%悪いとは言えませんが、今後も同じようなことは起きるかもしれませんし、「感覚過敏でマスクができない人に対する対策」も社会全体の問題として考えていくべきでしょう。

そんな中、同じく感覚過敏の症状を持つ中学3年生の男子生徒が、「マスクやフェイスシールドをつけられない人のための意思表示カード」なるものを開発してくれました!

With感覚過敏!生きにくい世界を強く生きていくために。

感覚過敏の方のための意志表示カードを考案したのは、株式会社クリスタルロード(本社:東京都中央区)が運営する「感覚過敏研究所」の所長・加藤路瑛くんです。

「え?所長?」って思いましたか?思いましたよね!そうです、加藤くんは14歳という若さにして会社の取締役社長を務めるバリバリの青年実業家です。

どんな人なのか、プロフィールを参考にしてみましょう。

加藤路瑛
名前 加藤路瑛
年齢 14歳
学年 中学3年生

  • 12歳の時に起業し、株式会社クリスタルロード取締役社長に就任。
  • メディア運営やクラウドファンディング事業に取り組み、現在は個人の活動にスポンサーをマッチングさせる応援ファンディング「Challenge Fun」を運営。
  • 「今」をあきらめない生き方をテーマにした講演や小中高生の起業に関する講演やセミナーも行なっている。

加藤くんは、自身も感覚過敏の症状があり、食べることが苦手だったため給食のない中学を受験。

自らの意志で研究所を立ち上げ、感覚過敏の困りごとを解消する商品やサービスを企画しています。

将来的には「テクノロジーでの解決を目指している」とのことで、とても前向きで革新的!

こんな若者がいたなんて、日本の未来も捨てたものではありませんね。

加藤くんが考案したカードについては、こんな声が寄せられています。

  • 「マスク全員着用の学校でしたが、このカードで学校と相談でき、マスクなしで登校することが可能になりました」
  • 「今、子どもがマスクを付ける練習をしていますが、無理な場合はこのカードを使います」
  • 「学校の職員会議でこのカードを情報共有しました」
  • 「会社で使ってます」
  • 「マスクをつけられない人がいるとは思わなかった」
  • 「マスクをつけていない人を見かけると不快感があったけど、理由があるのかもと思えるようになった」

引用 https://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000046913&g=prt

ネットからもダウンロードできるので、お困りの方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか!

https://kabin.life/archives/1633

ネットの声は?

感覚過敏について取り上げた京都新聞の記事に対して、ネットではどのような声が上がっているでしょうか。(Yahoo!ニュースのコメント欄から引用)

障害のある人には本当に大変な時だと思う。
ただ、今は健常者も常にコロナウイルスの脅威に晒されている状況。

うつさないため、うつらないため。

誰もが我慢しているタイミングなので、マスクをしなくても平気な以前の普通の生活に戻ってからそういった施設を利用したら良いのではないでしょうか?

マスクをつけられないのはわかります。
だけど非常事態宣言が出されていた5月に無理をしてまで不要不急の帰り温泉は障害以前にどうかと思う。
障害があるない以前に人である以上はウイルスを持っていないとは限らないので他の人のマスクも怖がるならおうちで楽しめる息抜きを探した方がみんなのためにいいんじゃないかな?
難しいですね。

この方がではありませんが、
普段は、障害は個性、健常者と同じ扱いをして!差別をしないで!と声高らかに言っている障害者家族もいられますよね。

健常者と差別をせずに、同じに扱うと言うことは、こう言うことでもあるのです…。

障害を「個性」であるという意見を持つ方も入るけれど、
障害は、やはり「個性」なのではなく、「障害」なのです。

だから、高速料金が無料になったり、その他諸々、金銭面含めて国や自治体が「障害者」には大きな補助を行っているのです。

今回の例は、健常者と差別をせずに、同じに扱ってくれただけの事です。

デメリットに感じる時だけ、「障害者だから」を求めるのは、違うかな…

まとめ

以上、マスクが着けられない方もいる「感覚過敏」という症状について紹介しました。

ポイントを整理します。

  • 様々な外的刺激に過敏に反応してしまう「感覚過敏」という症状がある
  • マスクを着けられず、社会生活において困っている方も多い
  • 同じく感覚過敏の症状を持つ中学3年生が、「感覚過敏マーク」と「意志表示カード」を考案した

世の中には、外見からはわからない障がいを抱えて悩んでいる方がたくさんいます。

今回の感覚過敏もその一つで、筆者もその言葉も概念も知りませんでした。

こういった形で、当事者の方が声を上げるのはとても勇気の要ることだったと思います。

このカードがどこまで普及するかは未知数ですが、少なくとも同じ症状を持つみなさんにとっては”お守り”のようなものになるのではないでしょうか。

加藤くんが語るように、「最終的には、このようなカードがなくても、人にやさしい社会」になってほしいですね。

とはいえ、障がいがある/ないに関わらずマスクをつけていない方がいると周りが不安になるのも事実です。

今度は、マスクができなくても感染予防ができるような商品の考案をぜひお願いしたい!

頑張れ、加藤君!!

最後まで読んでくださりありがとうございました!